こんな悩みありませんか?
・部活で走るとアキレス腱に痛みが出る
・ジャンプやダッシュのときに違和感がある
・練習後にふくらはぎからかかとにかけて張りを感じる
運動部に所属する中高生やその保護者の方から、このような相談はよく寄せられます。特に成長期は体のバランスが変わりやすく、アキレス腱に負担がかかりやすい時期です。
ただし、アキレス腱の痛みは、早めに正しいケアやストレッチを取り入れることで予防しやすくなると考えられています。
この記事では、アキレス腱の痛みが起こる原因と、自宅でできる予防ストレッチを分かりやすく解説します。読み終えるころには、日々のケアにすぐ取り入れられる具体的な方法が分かります。
アキレス腱の痛み予防のポイントは3つです。
・ふくらはぎの柔軟性を高める(ストレッチ不足を防ぐ)
・運動前後のケアを習慣にする
・無理のない体の使い方を意識する
これらを意識することで、日常的な負担を軽減しやすくなります。まずは原因から確認していきましょう。
アキレス腱の痛みの原因|中高生に多いストレッチ不足と使いすぎ(オーバーユース)
ストレッチ不足による柔軟性の低下
ふくらはぎの筋肉が硬くなると、アキレス腱にかかる負担が増えやすくなります。例えば、ストレッチを十分に行わないまま練習を続けると、筋肉は徐々に柔軟性を失っていきます。その結果、動作時の伸び縮みがスムーズにいかず、違和感や張りにつながることがあります。
使いすぎ(オーバーユース)による負担の蓄積
部活動では、毎日の練習や大会前の追い込みなどで運動量が増えることがあります。このような状態が続くと、アキレス腱に繰り返し負荷がかかります。特に成長期は体が発達途中のため、負担が蓄積しやすい点にも注意が必要です。
フォームや体の使い方の影響
走り方やジャンプの着地方法によって、アキレス腱への負担は変わります。例えば、かかとに強い衝撃が入るフォームでは、特定の部位に負担が集中しやすくなります。このような体の使い方のクセも、原因の一つと考えられます。
アキレス腱の痛みを予防するストレッチ|自宅でできる簡単ケア
ストレッチ①:壁押しふくらはぎストレッチ(基本の予防方法)
壁に手をつき、片足を後ろに引いてかかとを床につけます。その状態で前の膝をゆっくり曲げていきます。20〜30秒を目安に左右2〜3回行いましょう。入浴後など体が温まっているタイミングで行うと取り組みやすくなります。無理のない範囲で、心地よいと感じる強さで行うことがポイントです。

ストレッチ②:段差を使ったアキレス腱ストレッチ(自宅でできる予防)
段差に足の前半分(つま先)を乗せ、かかとをゆっくり下げていきます。アキレス腱からふくらはぎまで全体が伸びていく感覚を意識してください。10〜15秒を目安に数回繰り返しましょう。バランスが不安な場合は壁に手をついて行うと安心です。こちらも無理のない範囲で行うことが大切です。

ストレッチ③:タオルストレッチ(負担を抑えたケア方法)
床に座り、足を伸ばした状態でタオルを足裏にかけて引き寄せます。ふくらはぎから足裏にかけてゆっくり伸ばしていきます。例えば、朝の起床後に行うことで体を動かしやすくなります。比較的負担が少ない方法ですが、違和感がある場合は無理をせず調整しましょう。

アキレス腱の痛み予防で気をつけたいNG習慣
無理に強く伸ばしてしまう
「強く伸ばした方が良い」と思われがちですが、過度なストレッチはかえって負担になる可能性があります。違和感のない範囲で行うことを意識しましょう。
痛みを我慢して運動を続ける
痛みがある状態で運動を続けると、負担が積み重なりやすくなります。違和感を感じたときは、練習量を調整することも大切です。
ストレッチやケアを習慣化しない
ストレッチは継続することで効果を感じやすくなります。例えば、運動後や入浴後などタイミングを決めると、無理なく続けやすくなります。
セルフケアに加えて環境を整えることも大切です
ただし、セルフケアだけでは不安を感じる方も少なくありません。環境を整えることも、継続しやすくするための大切なポイントです。
例えば、部活で日々の負担が大きい方や、ストレッチをしても効果を感じにくい方、再発を防ぎながら安心して運動したい方などは、サポートアイテムの活用も選択肢の一つです。
ストレッチは正しく続けることが大切ですが、「うまく効かせられているか分からない」「継続が難しい」と感じるケースも少なくありません。
そのような場合は、ストレッチボードやサポーターなどを活用することで、負担を抑えながら効率よくケアを行いやすくなります。
自宅ケアを効率よく続けたい方や、補助アイテムも含めてしっかり対策したい方は、当院でおすすめしているストレッチ器具・サポーターをまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ|アキレス腱の痛みは日々のストレッチで予防しやすくなる
アキレス腱の痛みは、日々のストレッチと適切なケアを続けることで予防しやすくなります。特に中高生の運動部では、日常的な積み重ねが重要です。
まずは無理のない範囲で、できることから始めてみましょう。
※本記事は、施術現場での経験や日々のサポートをもとにまとめています。
おすすめストレッチ器具やサポーターは↓からどうぞ。
スポーツで痛む踵におすすめのヒールカップ3選!快適プレイへの第一歩!