肩の前がズキッと痛む…「異常なし」と言われても不安なあなたへ
「最近、腕を上げると肩の前がズキッと痛む」「夜、肩がうずいて眠れない」――そんな症状に心当たりはありませんか?
整形外科でレントゲンを撮ったけれど「骨には異常ありません」と言われ、湿布を出されただけ。でも、症状は一向に良くならない。そんな不安を抱えている方は少なくありません。
実はそれ、「上腕二頭筋長頭腱炎」という状態かもしれません。この記事では、上腕二頭筋長頭腱炎の仕組みや原因、症状の見分け方、接骨院での具体的な対応、自宅でできるケア方法までを明石市の事例をもとにわかりやすくご紹介します。
上腕二頭筋長頭腱炎とは?
力こぶの筋肉が肩の中を通っている?
「上腕二頭筋」は、いわゆる“力こぶ”を作る筋肉。その中の「長頭」という腱が、肩の関節の中を通って肩甲骨に付着しています。この「長頭腱」は、肩を動かすたびに滑るように動いており、非常に酷使されやすい部分です。
肩の前が痛くなる理由
この長頭腱が何らかの原因で炎症を起こすと、肩の前側にズキズキとした痛みが生じます。動かすたびに腱が擦れて刺激されるため、痛みが続いたり悪化したりするのです。特に肩関節を通る構造上、見落とされやすい部分でもあります。
明石市でも増えている「肩の痛み」
明石市のふくしま接骨院でも、40代〜70代の方を中心に「肩の前が痛い」「腕が上がらない」と来院される方が増えています。整形外科では異常が見つからないケースが多く、長期間悩まれる方も少なくありません。
上腕二頭筋長頭腱炎についてさらに詳しく知りたい方は、大垣中央病院 整形外科の解説ページをご覧ください。
症状と見分け方
肩の前側に圧痛がある
肩の前側、ちょうど力こぶの付け根あたりを押すと、鋭い痛みを感じる――これが上腕二頭筋長頭腱炎の典型的な「圧痛」です。日常的に肩を使うたびに痛みを感じるようになります。
腕を前に上げる時に強く痛む
肩の前側を通る腱が原因のため、腕を前に持ち上げる動作で強い痛みが出ます。たとえば、電車で吊り革を持つ、洗濯物を干すなど、普通の動作がつらくなることもあります。
夜間痛にも要注意
夜間にうずくような痛みを感じることも特徴のひとつです。これを「夜間痛」と呼び、睡眠の質が落ちたり、寝返りが打てないことで生活に支障が出ることもあります。
腱板損傷との違いは?
肩の痛みの原因として「腱板損傷」もありますが、上腕二頭筋長頭腱炎は肩の前に限定して痛むことが多く、腕を外に開く動作での痛みは比較的少ないという違いがあります。
原因と悪化要因
スポーツや重労働による「使いすぎ」
テニス、ゴルフ、野球など、肩を繰り返し使うスポーツや、荷物を持ち上げる重労働をしている方は要注意です。同じ動作を繰り返すことで腱にストレスがかかり、炎症を起こしやすくなります。
姿勢の悪さ(猫背・巻き肩)
姿勢が崩れていると、肩関節にかかる負担が増し、腱が圧迫されやすくなります。たとえば、デスクワークで背中が丸まり、肩が前に出てしまう「巻き肩」の姿勢が長時間続くと、腱に過剰な負担がかかってしまいます。
加齢による腱の変性
40代を過ぎると、腱の水分量や弾力が低下し、柔軟性が失われていきます。これにより、ちょっとした動作でも炎症が起こりやすくなり、「年のせいかな」と放置してしまうケースが多く見られます。
整形外科との違い/接骨院での対応
レントゲンでは「異常なし」が多い
整形外科ではまずレントゲン検査を行いますが、上腕二頭筋長頭腱の炎症は骨に異常がないため、画像に映らず「異常なし」と判断されることがあります。すると、湿布と安静だけで様子を見るように指導されがちです。
ふくしま鍼灸接骨院の施術内容
明石市の「ふくしま鍼灸接骨院」では、触診や動作確認による評価を行い、手技療法や鍼灸、電気療法を活用して症状の改善を図ります。鍼灸は炎症の鎮静と血流促進に優れた効果があり、痛みの緩和を早めてくれます。
根本改善+再発予防まで対応
施術によって症状が軽減した後は、「楽トレ」によるインナーマッスル強化で肩を支える力をつけ、再発しにくい状態を作ります。その場限りの対症療法ではなく、根本的な改善を目指すのが当院の方針です。
自宅でできるセルフケア3選
1. 温熱療法(炎症期を過ぎてから)
炎症が落ち着いてきたら、温めることで血流を促進し、回復を早めることができます。お風呂にゆっくり浸かる、ホットタオルを肩に当てるなど、毎日の習慣に取り入れてみましょう。
2. 肩周りのストレッチ
壁に手をついて、体を前に倒す「前方伸ばしストレッチ」は、肩の可動域を無理なく広げるのに有効です。毎日無理のない範囲で続けることで、肩の動きがスムーズになっていきます。
3. 姿勢の見直しをする
パソコンやスマホを長時間使う方は、画面の高さや椅子の高さを見直しましょう。猫背を改善することで肩の負担が軽くなり、症状の予防にもつながります。
よくある質問(Q&A形式)
Q:施術は痛いですか?
A:ほとんどの方が「心地よい」と感じる程度の刺激です。無理な矯正や強い押圧は行わず、やさしくアプローチしますので安心してお越しください。
Q:どのくらいで改善しますか?
A:個人差はありますが、軽度であれば数回の施術で効果を実感される方もいます。慢性化している場合は、段階的に改善していくため、3〜6ヶ月の継続的なケアが必要なこともあります。
Q:放っておくとどうなる?
A:放置することで慢性化し、肩関節の可動域が制限される「拘縮」や「五十肩」へと進行する可能性があります。早めの対処が大切です。
明石市で肩の痛みにお悩みの方へ
整形外科で改善しなかった方に
明石市で整形外科に通っても「異常なし」とされ、改善せず悩まれている方は、接骨院での評価と施術をぜひご検討ください。筋肉や腱の動きから原因を見極め、丁寧な対応をいたします。
ふくしま鍼灸接骨院の特徴
当院は予約制で、ひとりひとりに時間をかけた個別対応を行っています。明石市内でアクセスも良好。日中忙しい方にも通いやすいよう柔軟な対応をしています。
まとめ
上腕二頭筋長頭腱炎は、肩の前側に起こる痛みの一因であり、見落とされやすい疾患です。使いすぎや姿勢の悪化、加齢などが原因で発症し、放っておくと慢性化してしまいます。
「肩の前が痛い」「腕が上がらない」そんな症状がある方は、早期対応が鍵です。整形外科で改善しなかった方も、接骨院での専門的な施術で改善の道が開けるかもしれません。
明石市のふくしま鍼灸接骨院では、原因をしっかり見極め、根本からの改善と再発予防を目指したサポートを行っています。お気軽にご相談ください。
当院は時間帯予約制(20分単位)を採用しています。
混雑を避け、スムーズにご案内いたしますので、ご安心ください。
国家資格を持つ施術者が、丁寧にお身体の状態をお伺いし、
それぞれの症状やお悩みに合わせた施術をご提供します。
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