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野球肩とは?繰り返す肩の痛みの原因と改善法|明石市でのスポーツ障害ケア

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野球肩とは?繰り返す肩の痛みの原因と改善法|明石市でのスポーツ障害ケア

部活や草野球で活躍している方の中には、「肩の違和感」「投げた後の痛み」を我慢している人も多くいます。
特に中学生や高校生のピッチャーは、練習や試合での繰り返しの投球により、肩に負担をかけがちです。早期の対処を怠ると、症状が慢性化してしまう可能性も。
この記事では、野球肩の原因や対策そして他の代表的なスポーツ障害も含め、明石市のふくしま鍼灸接骨院での対応方法を紹介します。整形外科や接骨院での施術を検討している方にとって、有益な情報をお届けします。


結論|野球肩を改善する3つのポイント

投球フォームの見直しで負担を軽減

野球肩を改善するには、まず投球フォームを見直すことが最優先です。たとえば、腕だけでボールを投げている選手は、肩への負担が大きくなりやすいです。
正しいフォームでは、体幹と下半身を使ってスムーズに力を伝えることで、肩への負荷を分散できます。
接骨院では、フォーム動画の撮影や、身体の連動性を評価して適切なアドバイスを行います。これにより、パフォーマンス向上とケガ予防の両立が可能になります。

インナーマッスル強化と肩甲骨の柔軟性アップ

肩の深部にある「回旋筋腱板(インナーマッスル)」は、投球動作の安定性に大きく関わります。この筋肉が弱いと、肩関節がズレやすくなり、痛みや損傷を招きます。
また、「肩甲骨」の動きが硬くなると、肩全体の可動域が制限されます。それにより投球時に無理な動作が加わります。
そのため、チューブトレーニングや肩甲骨のストレッチが重要です。それにより柔軟性アップと筋力強化が、肩の健康維持には不可欠です。

具体的なインナーマッスル強化方法については、ローテーターカフ(回旋筋腱板)のトレーニング|Sharez for Trainerも参考になります。

鍼灸・EMS・手技などの複合施術を活用する

痛みが慢性化している場合や、セルフケアだけでは改善が難しい場合は、鍼灸やEMS、手技療法などの専門的なケアを受けることが効果的です。
鍼灸は筋肉の緊張を和らげ、血流を改善します。EMS(電気刺激療法)は、安静中でも筋肉を活性化でき、痛みを抑えながら筋力を回復するのに適しています。
これらを複合的に組み合わせた施術によって、より早く確実に痛みの改善を目指せます。


野球肩とは?〜投球による肩の慢性障害〜

肩の構造と障害部位の説明

肩関節は、人間の関節の中でもっとも可動範囲が広い反面、不安定になりやすい部位です。上腕骨・肩甲骨・鎖骨で構成されており、それらを支える「回旋筋腱板(インナーマッスル)」が関節を安定させています。
しかし、野球の投球のような反復運動によって、腱や筋肉が摩耗・炎症しやすくなります。結果として、「肩の奥が痛む」「腕が上がらない」といった症状が現れるのです。

主な野球肩の種類(腱板損傷・上腕二頭筋炎など)

野球肩にはいくつかのタイプがあり、それぞれ症状と対処法が異なります。

  • 腱板損傷:インナーマッスルの腱が傷つき、肩を上げる・回す動作に痛みが出ます。特に投球時のリリースで痛みを感じやすいです。
  • 上腕二頭筋長頭腱炎:腕の前側にある筋の腱が炎症を起こし、投げるときにズキっと痛むことが多いです。
  • 関節唇損傷(SLAP損傷):肩の関節内部の軟骨に損傷があり、肩が不安定になる、ひっかかるといった感覚が出ます。

これらの症状がある場合は、放置せず早期に接骨院や整形外科を受診することが大切です。


なぜ野球肩になるのか?主な原因とは

フォームの問題(体幹が使えていない・腕だけの投球)

フォームの崩れは、野球肩の最大の原因です。特に体幹の使い方がうまくいっていない選手は、腕だけで投げる傾向があり、肩に過度な負荷が集中します
投球動作は本来、下半身→体幹→肩→肘→手首という連動の流れがスムーズでなければなりません。
専門家によるフォーム指導や動画分析を通じて、自分のクセや問題点を把握することが、再発防止にもつながります。

使いすぎ(部活・練習・ケア不足)

中学生や高校生の部活動では、練習量が多く、肩に十分な回復時間が与えられないまま投げ続けるケースが多く見られます。
特にピッチャーは、連投や登板過多により、インナーマッスルや腱に炎症が起きやすくなります。これが野球肩の温床となるのです。
さらに、適切なアイシング・ストレッチなどのケアが行われていないと、疲労が蓄積して回復が追いつかなくなります。練習と休息のバランスがとても重要です。


当院での改善法とリハビリ例

手技・鍼灸・超音波・EMSなどの複合施術

明石市の「ふくしま鍼灸接骨院」では、スポーツ障害に特化した複合的な施術を提供しています。
たとえば、鍼灸で筋肉の緊張を緩和し、超音波で炎症を抑え、EMSで筋力の回復を図ります(希望があれば)。また、手技によって肩甲骨や体幹のバランスを整え、投球動作全体の負担を減らすサポートも行います。
それぞれの施術を組み合わせることで、原因の根本から改善を目指すことができます。


肩以外にも注意!代表的なスポーツ障害とは

野球肘(肘の内側が痛む)

「野球肘」は、肘の内側にある靭帯や骨に過度なストレスがかかることで起こる障害で、特に成長期のピッチャーに多く発生します。初期は違和感程度でも、進行すると骨の剥離や変形を伴うことがあります。
肘の痛みを感じたら、早めに投球を中止し、適切な診察とリハビリを受けましょう。

ジャンパー膝・オスグッド病(ジャンプ系競技の膝障害)

ジャンパー膝は膝蓋腱、オスグッド病は脛骨結節に負担がかかることで発症し、バスケットボールやバレーボールの選手に多く見られる障害です。
いずれもジャンプや着地の動作が原因で、膝の前側に痛みが出ます。練習量の調整と膝周りのストレッチが予防には重要です。

シンスプリント・テニス肘(走る・振る動作の反復障害)

シンスプリントは脛の内側が痛む症状で、ランナーやジャンプ系競技者に多く見られます。一方テニス肘は、肘の外側が痛み、ラケットスポーツや投球動作の多い競技者に起こりやすい障害です。
これらも、負担のかかる動作を続けていることで炎症が起き、慢性化しやすいため、早期の対策が求められます。


まとめ|違和感を感じたら早めに相談を!

「ちょっと痛いけど、部活は休めない…」という気持ちから無理をしてしまうと、スポーツ障害はさらに悪化し、競技そのものを続けられなくなるリスクがあります。
野球肩や投球障害肩を防ぐには、早期発見・早期ケア・正しいフォームと体づくりが欠かせません。
明石市やその周辺地域でお悩みの方は、ぜひ「ふくしま鍼灸接骨院」までご相談ください。

当院は時間帯予約制(20分単位)を採用しています。
混雑を避け、スムーズにご案内いたしますので、ご安心ください。

国家資格を持つ施術者が、丁寧にお身体の状態をお伺いし、
それぞれの症状やお悩みに合わせた施術をご提供します。

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📞 お電話でのご予約: 078-935-0885

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