投げるたびに肩が痛い…それ、単なる疲労ではないかもしれません
「肩の奥がズキズキする」「投げた後にしびれる感じがある」
それでも試合や大会のために我慢して練習を続けている中高生の声を、私たちは何度も聞いてきました。保護者の方も「整形外科で湿布をもらったけど、痛みが引かない…」と不安に感じているかもしれません。
成長期に多い「野球肩(上腕骨近位骨端線障害)」をはじめとした投球障害は、痛みが出ている時点で“危険信号”です。特に肩は複雑で繊細な構造のため、使い続けることで別の障害にもつながる恐れがあります。
この記事では、肩に痛みがある中学生・高校生とその保護者の方に向けて、「なぜ痛みが起こるのか」「ふくしま鍼灸接骨院ではどのようなサポートが受けられるのか」をわかりやすくご紹介します。
最初に知ってほしい3つの大切なポイント
- 成長期の肩は未発達で、特に骨端線や筋腱に負担が集中しやすい
- 放置すると他の重大な投球障害(SLAP損傷など)にもつながるリスクあり
- ふくしま鍼灸接骨院では、手技・電気・超音波・鍼灸・フォーム指導・ストレッチ指導など多角的なサポートが可能
投球障害の代表例と原因
成長軟骨の障害「上腕骨近位骨端線離開」
成長中の骨には「骨端線」という軟骨部分があり、ここが繰り返しの投球で引きはがされるように損傷するのがこの障害です。野球肩と呼ばれる代表的な症状で、投球直後に肩の前方や深部に痛みが出るのが特徴です。
肩甲上神経損傷
肩の後ろを通る神経が、長時間の投球やフォームの問題で圧迫されて損傷します。「肩が上がらない」「力が入りにくい」「肩甲骨まわりのしびれ」などの神経症状が出ます。
腱板損傷(けんばんそんしょう)
肩を支える4つの筋肉(回旋筋腱板)の一部が断裂・炎症を起こした状態で、痛みとともに肩を上げる動作が困難になります。投球時に「引っかかる」「挙げきれない」などの症状を訴えるケースが多いです。
インピンジメント症候群
肩を挙げる動きで骨と腱がぶつかり、組織がはさまれて炎症を起こします。「肩をある角度で動かすと痛い」「投げるときに肩が詰まる感じがある」などの違和感が続きます。
上方肩関節唇損傷(SLAP損傷)
関節内の軟骨である「肩関節唇」が、投球時の強い引っ張りやねじれによって損傷されるものです。肩の奥で「パキッ」という音や不安定感があり、力が入りにくくなります。
正しい対処と鍼灸接骨院での施術サポート
✅ RICE処置と安静が第一ステップ
肩に痛みが出た時は、まず「Rest(安静)、Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)」のRICE処置を行い、炎症を抑える必要があります。👉[RICE処置とは?部活中のケガの正しい応急対応](※内部リンク予定)
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✅ 整形外科と整骨院の併用が効果的
骨折などの明確な損傷の有無を判断するためには、整形外科でのレントゲンやMRIが有効です。一方、日々のリハビリ・施術・フォーム指導など、機能回復には整骨院が力を発揮します。併用することで早期回復と再発防止が可能です。
✅ ふくしま鍼灸接骨院での主な施術内容
- 手技療法:肩関節や周囲の筋肉に直接アプローチし、硬くなった部位の柔軟性を回復
- 干渉波治療(電気刺激):筋肉の深部に刺激を与え、血流改善と筋機能の回復を促します
- 超音波治療:振動により深部への温熱刺激が可能
- 鍼灸治療:肩の奥深くにあるトリガーポイントへ鍼でアプローチし、痛みの軽減や炎症抑制を行います。学生でも安全に受けられるよう配慮しています。
✅ 投球フォーム・ストレッチ指導の再教育
痛みの根本原因となる「フォームの崩れ」や「筋肉の柔軟性の欠如」を改善することは、再発予防のカギです。ふくしま鍼灸接骨院では、投球フォームの分析指導やストレッチ指導も提供しています。
✅ 再発予防には「肩用サポーター」の活用も有効
投球再開時には、肩を安定させるサポーターの使用が非常に効果的です。
特に「肩がぐらつく」「スロー後に不安定さを感じる」などの選手には、筋肉や関節を適度に固定し、再び痛みが出るのを防ぎます。
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※ただし、サポーターはあくまで補助です。根本改善には施術とフォーム指導が不可欠です。
よくある質問(Q&A)
Q1. どれくらいで練習に復帰できますか?
軽度の炎症であれば2〜4週間の安静と施術で再開が可能です。
重度の損傷(骨端線離開やSLAP損傷など)の場合は、3ヶ月以上のリハビリが必要になることもあります。
ふくしま鍼灸接骨院では、状態に合わせた段階的な復帰プランをご提案します。
Q2. 鍼灸治療は中高生にも安全ですか?
はい、安全です。当院では極細の使い捨て鍼を使用し、刺激量も年齢・体質に合わせて調整しています。痛みが少なく、リラックスして受けていただけます。
Q3. 整形外科と接骨院の違いは?どう併用するの?
整形外科は診断・画像検査を行い、整骨院は施術・体の使い方の指導に強みがあります。併用することで、診断→施術→再発予防まで一貫した対応が可能です。
まとめ|肩の痛みは「ただの疲れ」ではありません。早期対処を!
肩の痛みを感じるとき、それは単なる筋肉疲労ではなく、「骨端線障害」や「SLAP損傷」などの本格的な投球障害の兆候かもしれません。
痛みを我慢して投げ続けることで、取り返しのつかないダメージになることもあります。
明石市の【ふくしま鍼灸接骨院】では、学生アスリートの体と未来を守るために、投球障害に特化した施術・アドバイス・リハビリ指導を行っています。
「なんとなく痛い」で終わらせず、ぜひお気軽にご相談ください。
当院は時間帯予約制(20分単位)を採用しています。
混雑を避け、スムーズにご案内いたしますので、ご安心ください。
国家資格を持つ施術者が、丁寧にお身体の状態をお伺いし、
それぞれの症状やお悩みに合わせた施術をご提供します。
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