「最近、子どもが『肩が痛い』って言ってるけど、大丈夫かな…」
「部活は休めないみたいだし、親として何かできることはないかな?」
そう感じている保護者の方は少なくありません。特に、野球や水泳、バレー、テニスなど肩の動きが重要な部活動では、**成長期特有の“オーバーユース障害”**が問題になるケースが増えています。
たとえば、ボールを投げる、泳ぐ、スパイクを打つ――といった反復動作は、まだ成長途中の肩の関節に大きな負担をかけます。放置すると慢性的な痛みにつながることもあり、早期のケアが重要です。
そんなとき、自宅で簡単にできて、保護者も関われるアイテムが**「トレーニングチューブ」**です。この記事では、部活動で肩を酷使する中高生のために、自宅でできる予防・回復ケア方法をわかりやすくご紹介します。
記事のポイント3つ
- 成長期の肩の痛みには「野球肩」「水泳肩」などのスポーツ障害がある
- 自宅でできるトレーニングチューブを使った予防・回復ケアが効果的
- 保護者ができることとして、安全なグッズ選びと継続サポートが大切
成長期の肩はとてもデリケート
野球肩とは?
「野球肩」とは、投球動作を繰り返すことで発症する肩のスポーツ障害です。特に多いのが骨端線障害や腱板炎といった、肩の成長部分や筋肉の付着部に炎症が起きる症状です。
たとえば、中学生の野球部員が毎日数十球以上の投球を繰り返すと、肩の成長軟骨がダメージを受け、将来的に関節の動きが悪くなるリスクもあります。初期段階では「ちょっと痛い」「投げにくい」といった軽い違和感ですが、悪化するとボールを握るのもつらくなります。
そのため、早めに異変に気づき、家庭でのケアやトレーニングを取り入れることが非常に大切なのです。
水泳肩とは?
「水泳肩」は、特にクロールやバタフライといった反復運動の多い泳法で起きやすい肩の障害です。原因は、肩峰下滑液包炎や腱板炎など、筋肉と骨が擦れて起きる炎症によるものです。
たとえば、毎日のように長時間泳ぐ水泳部の生徒は、腕を水中で大きく回すことで肩関節に慢性的なストレスがかかり、炎症が進行します。初期には違和感程度でも、放っておくと肩を上げることすら難しくなるケースもあります。
チューブトレーニングによって、肩周辺の筋力をバランスよく整えることで、水泳肩の予防や改善にもつながるのです。
部活生が休みたがらない背景
中高生の多くは、「痛い」と思ってもなかなか部活を休もうとはしません。その理由の一つは、試合や大会が近いからです。たとえば、レギュラー争いやチームの一体感など、学生ならではのプレッシャーの中で「少しくらいの痛みなら我慢しよう」と考えることが多いのです。
また、**「親に心配をかけたくない」**という気持ちから、痛みを隠して練習を続けてしまう子どももいます。保護者としては、子どもの小さな変化に気づき、「ケガにつながる前に対処する」意識が大切です。
チューブトレーニングのメリット
リハビリにも使われる安全性
トレーニングチューブは、病院や整形外科のリハビリ現場でも使われる定番アイテムです。理由は、関節に過度な負担をかけずに、ピンポイントで筋肉に刺激を与えられるからです。
たとえば、軽い強度のチューブで肩の外旋運動を行うことで、インナーマッスルを鍛えながらも、関節には優しい負荷に抑えることができます。これにより、肩の回復期にも安全に使えるトレーニング方法として、医療機関でも推奨されています。
家の中でも手軽にできる
トレーニングチューブはとてもコンパクトで、場所を取りません。リビングの椅子や、寝る前の数分でサッと取り組めるため、忙しい部活生にも取り入れやすいのが魅力です。
たとえば、チューブをドアに固定して引っ張るトレーニングなら、1回3分でも効果的な筋トレになります。特に、外出が難しい雨の日や、夜遅く帰宅した後でも続けやすく、毎日の習慣にしやすい点もポイントです。
保護者のサポートで継続しやすい
子どもが1人で続けるのは難しくても、保護者がサポートすることで**「継続力」がグンと上がります**。たとえば、毎日「今日はやった?」と声をかけたり、一緒にストレッチをしてあげるだけでも、子どもの意識が変わります。
また、使用後にカレンダーに○をつける、動画で記録するなど、親子で楽しく取り組む工夫も効果的です。日々の積み重ねが、ケガの予防につながります。
チューブ選びのポイント(保護者目線で)
強度が選べるセットが◎
子どもの筋力や目的に応じて、軽・中・強の3段階に分かれたチューブが使いやすいです。最初は軽めから始めて、徐々にステップアップできるのが理想的です。
グリップ付きで安全・滑りにくいものを
握る部分が滑りやすいと、手から外れてケガにつながる恐れもあります。グリップ付きのタイプや、ゴム素材に滑り止め加工がされたものを選ぶと安心です。
ドアや柱に固定して使えると便利
固定具が付属している商品であれば、家のドアや柱に取り付けてトレーニングが可能です。安定性があり、より本格的なトレーニングができます。
よくある質問(Q&A)
Q1. 子どもがまだ痛がってるけど使って大丈夫?
A. まだ炎症が強い時期には無理をさせず、まずは安静が第一です。痛みが軽減してきた段階で、無理のない範囲でチューブトレーニングを再開しましょう。無理は逆効果です。
Q2. 頻度はどれくらいが目安?
A. 週2〜3回、1回5〜10分から始めるのが目安です。毎日やらなくても、「続けること」が効果につながります。学校や部活のスケジュールに合わせて無理なく行いましょう。
Q3. どこで買うのがいい?
A. 楽天やAmazonなどで、口コミを参考にしながら選ぶのが安心です。保護者が注文・管理しやすいネット通販は、忙しい家庭にもおすすめです。
まとめ|ケガを防ぐには、今すぐのケアが大切
「ケガをしてから治す」よりも、「今のうちに予防する」ことが何よりも大切です。
特にトレーニングチューブは、子ども一人でも始めやすく、保護者の見守りがあれば継続もしやすいアイテムです。部活でがんばるお子さんの身体を守るために、ぜひ親子でトレーニングチューブを活用してみてください。