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部活で膝が痛い子ども|親が確認したいポイント

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部活で膝が痛い子ども|親が確認したいポイント

「部活から帰った子どもが、膝が痛いと言っている」

そんなとき、保護者としては判断に迷いますよね。

「今日の練習は休ませたほうがいい?」
「大会が近いけれど、このまま続けても大丈夫?」
「膝サポーターを買ったほうがいい?」

特に中学生や高校生では、本人が練習を休みたがらないこともあります。小学生でも、楽しみにしている試合や大会が近いと、無理をしたがることがあります。

ただ、最初に大切なのは家庭で病名を決めることではありません。

まずは、今の膝がどのような状態なのかを確認することが重要です。普段どおり歩けるのか、腫れはないのか、自然に曲げ伸ばしできるのかを見ていきます。

さらに、転倒や接触などのきっかけがなかったかも確認しましょう。走る、ジャンプする、着地するといった動作で痛みが出る場合もあります。

こうしたときは、通常どおり練習を続ける前に、一度負荷を減らすことを考えます。症状によっては、整形外科などへの相談も検討してください。

この記事では、子どもがスポーツで膝を痛がったときに、保護者が何を確認すればよいのかを順番に整理します。

「今日の練習をどうするか」
「医療機関へ相談するべきか」
「サポーターを考える段階なのか」

この3つを中心に見ていきましょう。

子どもが膝を痛がったら最初に確認すること

膝が痛いと言われたら、まずは日常生活でどの程度困っているのかを確認します。

普段どおり歩けるか

最初に見たいのは、普段どおり歩けているかどうかです。

足を引きずっていないか、痛い側の膝に体重をかけるのを避けていないかを見てください。階段の上り下りや、椅子から立ち上がる動作で痛みが強くなることもあります。

日常の歩行だけでも強く痛むようなら、通常どおり練習へ参加する前に状態を見直す必要があります。

ただし、普通に歩けるからといって、競技を続けても問題ないとは限りません。スポーツでは、歩行よりも膝に大きな負荷がかかるためです。

歩けるかどうかは、あくまで最初の確認項目の一つとして考えましょう。

腫れや左右差はないか

次に、左右の膝を見比べます。

片方だけ明らかに腫れていないか、見た目に大きな違いがないかを確認してください。本人が「熱っぽい」と感じていないかも聞いてみましょう。

転倒や接触のあとに腫れが出ている場合は、外傷が関係している可能性があります。

一方で、腫れがないから軽いとは限りません。見た目に大きな変化がなくても、運動時に強く痛むケースはあります。

そのため、腫れや左右差だけで判断せず、痛み方や動きと合わせて見てください。

膝を自然に曲げ伸ばしできるか

膝を無理なく曲げ伸ばしできるかも確認します。

ただし、痛みを確かめるために無理に深くしゃがませたり、何度もスクワットをさせたりする必要はありません。

普段の動きの中で、膝を伸ばしにくそうにしていないか、曲げる途中で強く痛がらないかを見る程度で十分です。

家庭での確認は、診断のために行うものではありません。「いつもと違う動きがあるか」を知るために行います。

強い痛みや動かしにくさがある場合は、通常練習を前提にせず、相談を検討しましょう。

「歩けるから練習できる」とは限らない

日常生活では歩けていても、スポーツ動作になると痛みが出ることがあります。

走る、止まる、跳ぶ、着地する、切り返すといった動作は、歩行よりも膝への負担が大きくなります。

例えば、バスケットボールではジャンプと着地を繰り返します。サッカーではダッシュや方向転換が多くなります。

そのため、普段は問題なく歩けても、競技中だけ痛むことは珍しくありません。

「歩けるから練習できる」と考えるのではなく、競技動作で痛みが出ないかも確認することが大切です。

本人が「大丈夫」と話していても、実際の動きが変わっていることがあります。

例えば、痛い側をかばって走ったり、着地のときに反対側へ逃げたりすることがあります。フォームが大きく変わっているなら、通常練習を続けないほうがよいでしょう。

中学生や高校生では、試合に出たい気持ちや、レギュラーを外れたくない気持ちが強いこともあります。

その気持ちは大切にしながらも、痛みを我慢することを前提にしないようにしましょう。

「練習に参加するか、完全に休むか」の二択だけではありません。通常メニューを控えたり、痛む動作だけ避けたりする方法もあります。

部活で膝が痛く、休むべきか迷ったときは、まず無理をしない方向から考えることが大切です。

部活を休んだあとの復帰は日数だけで決めない

膝を休ませたあとも、復帰を日数だけで判断しないようにします。

「3日休んだから大丈夫」
「1週間たったから復帰できる」

このように考えたくなりますが、重要なのは休んだ日数より今の状態です。

休んでいる間は痛みが軽くても、運動を再開すると再び痛むことがあります。そのため、復帰は経過と動きを見ながら考える必要があります。

まずは、歩行や階段などの日常動作で痛みがないかを確認します。

そのうえで、軽い運動へ進みます。競技によっては、ランニング、ジャンプ、切り返しなども必要になります。

一気に通常練習へ戻すのではなく、段階的に負荷を上げていくことが大切です。

特に、休むと軽くなるものの、部活を再開すると同じ場所が痛む場合は注意してください。

このような状態を繰り返すなら、自己判断だけで通常練習へ戻さず、整形外科などへの相談を検討しましょう。

膝痛の経過を確認する

膝の状態を整理するには、「いつから」「何がきっかけで」「どんな動作で」痛むのかを確認します。

いつから痛いのか

今日突然痛くなったのか、数日前から気になっていたのかを聞いてみましょう。

数週間前から、運動するたびに繰り返しているケースもあります。

痛みが急に始まったのか、徐々に出てきたのかによって、確認したい内容も変わります。

痛みが出たきっかけ

次に、痛みが出たきっかけを確認します。

転倒していなかったか、選手同士の接触がなかったか、ジャンプの着地で膝をひねらなかったかを聞いてみましょう。

一方で、はっきりしたきっかけがないこともあります。

大会前で練習量が増えたあとから、徐々に痛みが出てくるケースもあります。

「いつから」と「何をきっかけに」を一緒に整理すると、医療機関などへ相談するときにも伝えやすくなります。

どの動作で痛むのか

どの動作で症状が出るのかも確認してください。

走ると痛いのか、ジャンプすると痛いのか、階段やしゃがみ込みで痛むのかを聞きます。

サッカーでは、キックや方向転換のときに痛む場合もあります。

「膝が痛い」という一言だけで終わらせず、いつ、どんな動作で痛むのかまで整理しておくことが大切です。

膝のどこが痛いか確認する

同じように思えても、痛む場所は人によって異なります。

ただし、痛む場所だけで病名を決めることはできません。あくまで状態を整理する情報の一つとして確認してください。

膝のお皿の下

成長期では、膝のお皿の下付近を痛がることがあります。

代表的なものとして、オスグッド・シュラッター病が知られています。また、膝蓋腱周辺に負担がかかることもあります。

ただし、お皿の下が痛いからといって、すべてがオスグッドとは限りません。

痛む場所だけで病名を自己判断しないことが大切です。

オスグッド・シュラッター病とは?小中高生の膝の痛みと正しい対処法【明石市】

ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)とは?膝の前が痛む原因と早期の対処法【明石市】

膝のお皿の周囲

膝蓋骨の周囲に痛みを訴えることもあります。

階段の上り下りや、しゃがみ込み、ランニング後などに気になる場合があります。

ただし、同じ場所が痛くても原因は一つではありません。

経過や動作、腫れなども合わせて確認しましょう。

膝の内側・外側・裏側

膝の内側や外側、裏側に痛みを感じる子どももいます。

これらの場所には、靱帯、半月板、筋肉、腱など複数の組織があります。

そのため、「内側だから半月板」といった判断はできません。

痛む場所は、あくまで相談時に役立つ情報として整理してください。

症状が続く場合は、必要に応じて医療機関へ相談しましょう。

見た目や日常動作も確認する

膝のどこが痛むかだけでなく、見た目や日常動作も確認します。

左右を比べて腫れがないか、歩き方が変わっていないかを見てください。

足を引きずっていたり、階段で痛みが強くなったりする場合もあります。

立ち上がりやしゃがみ込みで痛むこともあります。

つまり、競技中だけでなく、普段の生活にどの程度影響しているかも大切な判断材料です。

本人が「膝が引っかかる感じがする」と話すこともあります。

また、「力が抜ける感じがする」と訴える場合もあります。

こうした症状だけで特定の病気とは判断できませんが、医療機関へ相談する材料にはなります。

症状が強い場合は、早めの相談を検討してください。

早めに医療機関へ相談を検討したい状態

膝が痛いからといって、すべて緊急性が高いわけではありません。

一方で、早めに整形外科などへ相談したほうがよい状態もあります。

例えば、強い痛みや明らかな腫れがある場合です。

安静にしていても痛みが強い場合や、ほとんど体重をかけられない場合も注意してください。

膝を十分に曲げられない、伸ばしにくいといった状態も相談の目安になります。

また、転倒や接触後から強く痛む場合は、外傷が関係している可能性があります。

ジャンプの着地や切り返しがきっかけになることもあります。

骨や靱帯などの確認が必要になる場合もあるため、症状が強いときは速やかに医療機関へ相談してください。

「成長期だから大丈夫」と決めつけない

小学生や中学生の膝痛では、「成長期だから仕方ない」と考えてしまうことがあります。

確かに、成長期にみられるスポーツ障害はあります。

しかし、膝の痛みには複数の原因が考えられます。

そのため、「成長中だから大丈夫」と自己判断しないことが大切です。

日本整形外科学会でも、子どもの痛みを単純に『成長痛だから大丈夫』と考えず、症状が続く場合には整形外科で原因を確認することの重要性が示されています。

日本整形外科学会|保護者・養護教諭・学校医向けFAQ

例えば、練習するたびに同じ場所が痛むケースがあります。

数日休むと軽くなるものの、再開すると痛みが戻ることもあります。

以前より痛む場面が増えてきた場合も、一度状態を確認するきっかけになります。

数週間痛みが続く場合や、運動量を減らしても変化が乏しい場合は相談を検討しましょう。

夜間や安静時にも痛む場合は、より慎重に考える必要があります。

痛みの強さだけでなく、どのくらい続いているのかも大切な判断材料です。

整形外科と鍼灸接骨院の役割を分けて考える

「オスグッドでしょうか」
「半月板ではないでしょうか」

このように病名が気になる保護者もいると思います。

ただし、インターネットの記事だけで診断することはできません。

病名や外傷の有無を確認したい場合は、整形外科などへ相談します。必要に応じて、画像検査が行われることもあります。

一方で、鍼灸接骨院では膝だけでなく、身体全体の使い方を見る視点があります。

例えば、足首や股関節の動き、太ももの筋力や柔軟性、体幹の安定性などを確認する場合があります。

片脚で立ったときの安定性や、着地、走り方を見ることもあります。

ただし、診断や画像検査が必要な状態では医療機関が優先です。

「整形外科か接骨院か」の二択ではなく、今の状態に合わせて相談先を考えることが大切です。

スポーツによる膝痛は膝だけを見ない

スポーツで膝が痛む場合、膝だけを見ればよいとは限りません。

足首の動きや股関節の使い方が、膝への負担を考える材料になることがあります。

太ももの筋力や柔軟性、体幹の安定性を見る場合もあります。

例えば、片脚で立ったときに大きくぐらつく子どももいます。

着地のときに身体が大きく崩れたり、走るときに左右差が出たりすることもあります。

ただし、「股関節が硬いから膝が痛い」「体幹が弱いから痛い」と一つの原因に決めつけることはできません。

複数の要素を合わせて、膝への負担を考えることが大切です。

競技によって膝への負担は異なる

同じ膝痛でも、競技によって動作は大きく変わります。

バスケットボールでは、ジャンプや着地、急停止、切り返しを繰り返します。

バレーボールでもジャンプ動作が多く、着地を何度も行います。

サッカーでは、ダッシュや方向転換、キック動作が特徴です。

そのため、「中学生の膝痛」という年齢だけで考えるのではなく、何の競技をしているのかも確認することが大切です。

競技ごとの動きと、どの場面で痛みが出るかを合わせて考えましょう。

練習量やシューズなども確認する

最近の練習状況も振り返ってみてください。

大会前で練習時間が長くなったり、合宿で連日運動したりすることがあります。

急に走り込みが増えた場合や、新しい練習メニューが始まった場合もあります。

こうした変化は、膝への負担を考える材料になります。

また、シューズの状態も確認しておきましょう。

サイズが合っているか、古くなっていないかを見てください。

練習場所が変わった場合は、床やグラウンドの状態も確認できます。

ただし、シューズや環境だけが原因とは限りません。

身体の状態や練習量と合わせて考えることが大切です。

膝サポーターは練習を続けるための道具ではない

子どもが膝を痛がると、サポーターを考える保護者も多いと思います。

「中学生用の膝サポーターなら使っても大丈夫?」
「着ければ練習を続けられる?」

このように迷うこともあるでしょう。

ただし、膝サポーターは治療を保証するものではありません。

装着したからといって、痛みがある状態で競技を続けてもよいとは限りません。

例えば、走ると痛い状態が続いているのに、サポーターで痛みをごまかして練習するのは避けたいところです。

まず、今の状態で運動を続けてよいのかを考えます。

症状が続くなら、必要に応じて医療機関へ相談してください。

子供用の膝サポーターは、そのうえで検討する選択肢の一つです。

「どの商品を買うか」を最初に考えるのではなく、「本当に必要なのか」を先に考えましょう。

学生向け膝サポーターを選ぶポイント

膝サポーターには、いくつかのタイプがあります。

膝下に装着するバンド型や、膝全体を包むタイプなどがあります。

選ぶときは、まず何のために使用するのかを確認してください。

固定力が強いほど良いとは限りません。

スポーツでは、膝を曲げやすいことや、走りやすいことも重要です。

例えば、バスケットボールやバレーボールでは膝を深く曲げます。

サッカーでは、走る動作や方向転換を繰り返します。

そのため、競技との相性も考えて選ぶ必要があります。

サイズも重要です。

小さすぎると締め付けが強くなり、大きすぎるとずれやすくなります。

メーカーごとのサイズ表を確認し、ずれにくさや通気性も見ておきましょう。

洗濯方法や、試合で使用できるかどうかも確認しておくと安心です。

膝サポーターランキングを見る前に確認したいこと

「膝サポーター スポーツ おすすめ」と検索する保護者も多いと思います。

ただし、最初からランキングだけを見る必要はありません。

まずは、子どもの膝がどのような状態なのかを確認します。

症状が続くなら、医療機関への相談を検討してください。

そのうえでサポーターの必要性が整理できれば、商品も比較しやすくなります。

固定感、動きやすさ、サイズ、ずれにくさ、使用場面などを比べて選びましょう。

本記事は、膝サポーターを売るための記事ではありません。

まずは、保護者が次の行動を判断するための入口です。

そのうえで具体的な商品を比較したい場合は、次の記事を参考にしてください。

痛みが続く辛いオスグットにお勧めのサポーター3選

膝が痛くても全力で部活したい!ジャンパー膝・オスグッド病におすすめの膝用サポーター3選

まとめ|子どもの膝痛で大切なのは判断の順番

子どもが膝を痛がったら、最初に今の状態を確認してください。

普段どおり歩けるか、腫れはないか、自然に曲げ伸ばしできるかを見ます。

走る、ジャンプする、着地するといった動作で痛む場合は、通常練習を前提にしないことが大切です。

強い痛みや腫れがある場合、歩きにくい場合、外傷後から強く痛む場合は注意してください。

症状を何度も繰り返す場合も、相談を検討しましょう。

スポーツによる膝痛では、膝だけでなく足首や股関節、太もも、体幹を見ることもあります。

着地や走り方、最近の練習量、シューズなども膝への負担を考える材料になります。

そのうえで必要性があれば、膝サポーターを検討します。

大切なのは、

「まず状態を確認する」
「必要なら医療機関へ相談する」
「身体の使い方や練習環境を見直す」
「必要性があればサポーターを考える」

という順番です。

子どもが長くスポーツを続けるためにも、痛みを我慢することを前提にせず、その時の状態に合わせて判断していきましょう。

この記事は一般的な情報提供を目的としています。個別の診断を行うものではありません。

症状が強い場合や判断に迷う場合は、医療機関へご相談ください。

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