明石市大久保町のふくしま鍼灸接骨院 | 鍼灸・接骨・耳つぼダイエット・高酸素カプセル

　節分で息子に豆を当てられました…鬼だと思われていてショックです。 

　今回は、地球の健康のお話を…先日、日本熊森協会の森山まり子先生のお話を聞いてきました。

　西宮にも熊がいるんだぁ〜と、学生時代に通った場所に熊がいることに驚いたのがきっかけでしたが、お話はもっともっと深く、熊と森、私たちが住む町、日本の大切な水にまで関わるお話でした。

　兵庫県に住む熊は二ホンツキノワグマで、99％ベジタリアン。昆虫を少〜し食べるくらいで人間は食べません。犬を特別かしこくしたら熊になると言うほど知能が高く感情豊か。そして実はとっても怖がり。 

　以前は目撃されると射殺されて絶滅寸前と言われていましたが、森山先生と教え子さんの働きで、兵庫県は射殺してはいけない法があり、絶滅の危機を免れています。

　本来、奥山でひっそり暮らす怖がりな熊がなぜ人里へ下りてきてしまうのか？

　戦後、奥山の自然林が次々と切られ、スギやヒノキの針 葉樹の広大な人工林が造られました。

その後、安い外材が輸入されるようになり、人工林は放置され、 内林は光が入らず、動物たちの食べ物がなく人里に食べ物を探しに来ているのです。

　一度人が手をつけてしまった奥山はもとには戻ることが難しく、土砂崩れなどの原因にもなり、奥山を失うと日本の大切なお水にも影響が出てしまうそうです。

　熊をはじめとする動物や昆虫と共存するには住みわけが必要だと森山先生は仰っていました。そのために、今ある奥山を大切に未来に残し、動物が食べられる木を植える活動をされています。

　イベントもされているので、子供と参加したいと思いました。 【人間は自然に生かされている】という事を忘れず、すべての生き物と地球が健康でありたいですね。