子供の肘が抜けた(肘内障)
このようなお悩みはありませんか?
- ・子供の肘が抜けた
- ・子供の腕が挙がらなくなった
- ・肘を曲げると痛がる
- ・腕がだらんと下がっている
- ・肘を触られると嫌がる
- ・肘を痛がるが腫れはない
- ・日曜でどこに相談したら良いかわからない
肘内障
■ 肘内障の原因
肘内障は、何気ない日常生活の中で起きることがあります。
例えば、子供が転びそうになって腕を引っ張った時や、転んで地面に手をついた時によく見られます。
他にも、子供に服を無理に着せようとした時や、寝返りを打った拍子に肘がねじれて関節に負荷がかかり、肘が抜けてしまうこともあるようです。
また、肘内障は腫れや変形など見た目の変化がないため判断が難しいです。いつまでも子供が泣き止まず、ずっと痛がっている場合は注意が必要です。
■ 肘の痛みの症状
「肘内障(ちゅうないしょう)」とは、主に小児(1〜6歳)に起こりやすい肘関節部の脱臼の一種です。
子供が腕を痛がって泣いているときは肘内障が疑われます。
主な症状として腕が挙がらない、腕が動かせなくなった、腕の曲げ伸ばしが難しいなどが挙げられます。
小さな子供の関節は未発達なため、何らかの拍子で腕を強く引っ張ったり、ねじったりしてしまうと靭帯から骨が外れてしまい肘内障を引き起こします。
- 一度起こすとクセになる?!
- 肘内障は一度外れるとクセになり、何度も繰り返してしまうことが多いようです。
いきなり引っ張るのは避け、手を引く必要がある時は、手首ではなく手のひらをしっかり握って優しく引き寄せてあげてください。
特に肘内障を起こしやすい年齢の子供は、大人と違って肘の痛みをうまく伝えることができません。
親御様がしっかりと子供の異変に気付いてあげることが大切です。
肘内障は主に手技治療で、肘の関節を元の正常な位置に戻す整復術が一般的に行われます。
正常な位置に関節が戻ると痛みはおさまり、いつも通り腕を自由に動かすことができるようになります。
いつまでも痛がっている場合は、骨折をしているなど何か他の原因も考えられるため注意が必要です。
また、肘内障を放置しておくと更に痛みが強くなって悪化してしまい、治りにくくなることもあるため、早めに受診していただくことをおすすめします。明石市の方で保険証と医療証があれば基本費用はかかりません。少しでも異変を感じたら当院へご相談ください。