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毎日の加湿を習慣に!気温・湿度を整えて感染症を予防しましょう!
スタッフブログ
2022.12.1
健康コラム
昆虫も活動期を終え、息子の活動も落ち着いています… が、畑用の鍬を持ち出し、土の中で冬眠している生き物を探し始めたときは、全力で止めました…冬支度しているのに、生き物もびっくりした事と思います。
冬と夏では気温も湿度も大差があり、冬の平均湿度は約30%前後です。
空気が乾燥しているとウイルスはホコリと共に舞い上がり、人に感染しやすくなります。
加湿し水分量が多いと、ウイルスは浮遊することができず活性も低下します。
インフルエンザウイルスは湿度の高い環境に弱く、21℃の室内で湿度65%の状態を16時間保てば、99%ウイルスの増殖力や感染力を奪うことができるという研究結果も出ています。
一般の風邪ウイルスも低温乾燥状態を好みます。 冬場は空気が乾燥している上に、暖房器具の使用により屋内ではさらに湿度が低くなりがちなので、部屋の中の気温は20度前後、湿度は50〜60%を目安に保温加湿をするようにしましょう!
過度に温めてものぼせてしまいますし、カビやダニの繁殖リスクが高まりますので加減が大事です。
気温、湿度は体感にのみ頼るのではなく、生活スペースの数カ所に温湿度計を設置しながら整えるようにします。
その際には、居間や寝室のみならず、浴室、洗面脱衣、トイレ、 キッチンなどでも、ぜひ温度、湿度を測るようにしてください。想像以上の気温差に驚かれると思いますよ。
私達の喉や鼻の粘膜には、線毛という細かい毛がびっしりと生えていて、その周りは線毛間液と外層粘液で覆われています。
喉や鼻から入ってきたウイルスは、この線毛と粘液の働きによって体外へ排出されますが、乾燥した環境下では線毛間液が少なくなったり、 外層粘液の粘度が上がるため、ウイルスを排出する機能が低下します。
機能が低下した状態のときにウイルスが入ってくると、粘膜に長くとどまって増殖、あるいは細胞の中に入り込んでしまい、結果的に感染が起きてしまうのです。
栄養や休養をしっかり摂り、規則正しい生活を心掛けることも感染のリスクを遠ざける上では重要です。
うがい、手洗い、そして水分補給に加えて加湿を毎日の習慣とするよう心掛けましょう。
よいお年をお迎えくださいね!!
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