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食べ物からスポーツ障害を予防!
スタッフブログ
2023.1.7
☆スポーツ障害予防の食事☆
カルシウム・たんぱく質・ビタミンC・低脂肪
スポーツ活動中に負傷した内容は骨折、捻挫が高い割合を示しています。
骨の主材料となるカルシウムはもちろん、たんぱく質やマグネシウム、ビタミンDなどの栄養素も合わせて補給することが大切です。
マグネシウム:なまこ、のり、こんぶ、大豆 等
ビタミンD :干ししいたけ・卵・サバ・イワシ等の青背魚・レバー 等
捻挫(靭帯損傷)予防の為には日ごろから靭帯や腱を強化しておくことが大切です。
靭帯の構成成分であるコラーゲンたんぱく質の合成にはビタミンCが不可欠なので、たんぱく質源と一緒に柑橘系の果物やキャベツ、ほうれん草、ジャガイモ等をとるようにしましょう。
★けがをして練習を休んでいる時は★
ふだんと比べて消費エネルギーが減少するため、脂質とエネルギー量をおさえ、たんぱく質やビタミン、ミネラルなどの栄養素をしっかりと補給しましょう。
①低脂肪食材(白身魚、鶏ささ身など)の活用
②油を使わない料理(蒸す、ゆでる、網焼きなど)
③油脂量の少ない調味料や香辛料(しょうゆ、
レモン、唐辛子など)
食事のボリュームは減らしすぎずに、栄養密度の高い低脂肪の食事をそろえることです。
★試合のときの食事★
①エネルギー源となる(ごはん、麺類、パン)を
しっかり食べること。
副菜として炭水化物(糖質)を多く含む芋料理や、かぼちゃ料理などもよい。
②揚げ物などの油っぽい料理は消化に時間がかかるので、前の晩くらいから控えめに。
ゆで豚や白身魚のホイル焼きなど
③食中毒の予防の為に、刺身などのなま物を食べないようにすること
★試合当日の朝食★
試合の当日は、試合開始時刻を考慮して朝食を食べるようにしましょう。
緊張しているときは、胃腸の消化吸収力はいつもより低下していますので、試合が始まる3時間くらい前には朝食をすませておくとよいでしょう。
試合当日の朝は、あわてず、ゆっくりと朝食が食べられるように、時間にゆとりを持って起きましょう。
①主食をしっかり食べること
特にご飯は、おにぎりや味つけご飯にするとたくさん食べられます。
また、汁物の中にそうめんや、うどんなどを入れて、炭水化物(糖質)量を増やしてもよいでしょう。
②揚げ物などの油っぽい料理は控えめにすること
あっさりしたおかずを用意しましょう。
③食中毒の予防のため、火を通したものを食べること
生卵→温泉卵 生野菜→温野菜 刺身→焼き魚
④少しでも消化を助けるために、少量ずつよく噛んでゆっくり食べること
⑤乳製品はヨーグルトがおすすめ!
牛乳より腹痛・下痢を起こしにくい為
⑥いつもの食事量の8割程度の量を食べること
いつもどおりに食べられる選手は特に配慮しなくてもよいのですが、試合に向けて緊張していると消化に時間がかかります。
そのときの食欲や緊張の度合いに応じて食べる量を加減しましょう!
★試合やトレーニング前の捕食★
試合の前にお腹がすいた時、試合時間が長引きそうな時などは、試合の1時間くらい前までに捕食をとっておきます。
★試合まで1~2時間くらい前★
エネルギー源となる炭水化物(糖質)や糖分を多く含んでいる
おにぎり(梅干・こんぶ)・あんぱん・ジャムパン・あんまん 等
★試合直前にどうしてもなにかを食べたいとき★
消化吸収の負担が少ない
フルーツゼリー・エネルギーゼリー・バナナ 等
★試合、トレーニング後の体力回復の為の捕食★
試合やトレーニングの後は、運動中に使ったエネルギーや水分の補給、疲労回復や運動によって傷ついた筋肉を修復させることを目的として捕食をとります。
試合で消耗した体力をできるだけ早く回復させるためには、炭水化物(糖質)や糖分を含む食品でエネルギー補給をすることが大切です。
運動終了後にできるだけ早めに捕食を取ると効果が現れやすいといわれています。
しかし、試合直後は気持ちも体も興奮していて、すぐには何かを食べる気持ちになれないかもしれません。
そのようなときには、スポーツドリンクやエネルギーゼリー、オレンジジュースなどで、水分と糖分を補給し、試合が終わってから30分くらいまでの間に、おにぎりやサンドイッチなどの軽食を食べるとよいでしょう。
エネルギーゼリーやバナナ、オレンジジュースなどに含まれている糖分は消化吸収が早く速やかに筋肉中にエネルギー源(筋グリコーゲン)として蓄積されます。
ヨーグルトドリンクやフルーツヨーグルト、おにぎり(サケ・ツナ等)やサンドイッチ(ハム・卵等)、肉まん等は炭水化物(糖質)や糖分だけでなく、たんぱく質も含むので傷ついた筋肉の修復や筋肉の合成も期待できます。
家に帰った後も、水分補給と夕食をしっかりとり、早めにふとんに入り睡眠を十分にとるようにしてください。
★1日に何試合もある場合 次の試合までの食事★
空き時間30分未満 スポーツドリンクやエネルギーゼリー、100%フルーツジュース等
1時間未満 果物やエネルギーバー、一口サイズのカステラ程度と水分補給をしっかりしましょう
1時間以上 おにぎりやサンドイッチなどの軽食
2時間以上 炭水化物中心のお弁当や食事、ただしゆっくりと噛んで、食べ過ぎないようにすることが大切です。
1日に何試合もあるときは、試合会場で落ち着いて昼食をとることが難しい競技もあります。
試合の前日から試合時間を確認しておき、試合当日は捕食を用意して試合会場に行くようにしましょう。
★競技別の試合戦略★
陸上長距離・水泳長距離
:1日1試合で終わることがほとんどです。試合後の特別な試合戦略はなく、試合前のからだ作りと食事の配慮がとても重要です。
試合前は十分に炭水化物(糖質)をとって臨みましょう
陸上短距離・跳躍系・水泳短距離・柔道 等
:数秒~数分の間に瞬発的なパワーを発揮します。日ごろから瞬発力系スポーツの食事を心がけてしっかりとからだ作りをしておくことが大切です。
また、試合が終わったらすぐに次の試合に備えて捕食をとるようにしましょう。
さらに翌日にも試合があるときは早めに夕食をとり、筋肉の疲れをとるために睡眠時間をたっぷりと確保しましょう。
野球・ソフトボール
:日ごろの練習に比べると、試合によるエネルギー消費量はピッチャーを除くとそれほど高くないため、毎日のからだ作りが大切です。
ピッチャーは十分な炭水化物の摂取をして試合に臨みましょう。野外競技の為、十分な水分補給をしっかり心がけましょう。
サッカー・テニス・バレーボール・バスケットボール・バドミントン
:瞬発力と持久力が要求される混合形スポーツなので、日ごろからしっかりとからだ作りをしておくことが大切です。
また、運動強度も中等度以上のものがほとんどであり、試合中のエネルギーの消耗は大きくなります。
試合前にはエネルギー源である炭水化物をしっかりと摂っておきましょう。さらに、1日に数試合あることもありますから、試合のスケジュールを事前にチェックし、食事と補食の計画も立てておきましょう。
翌日に試合がある場合は、早めに夕食をとり、睡眠時間を十分に確保するようにしましょう。
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