明石市大久保駅近くのふくしま鍼灸接骨院のブログコロナに負けるな！免疫力アップのために筋肉をつけよう！

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コロナに負けるな！免疫力アップのために筋肉をつけよう！

スタッフブログ 2023.6.7

　新型コロナが流行してもう３年程経ちwithコロナといわれるようになってきました。基礎疾患や高齢者じゃなければ症状は比較的軽いものの、かかると厄介なウイルスです。

何らかのウイルスや菌が体に入ってきても免疫力が強ければ発症しません。
免疫力を上げるために筋肉をつけるのが有効ということをご紹介します。

　　●免疫とは
　大気中には細菌やウイルスが浮遊しています。呼吸や食事をしている以上体内に入ってしまうのは仕方ありません。体内に入ってきた細菌やウイルスをやっつけてくれるのが免疫です。
　・先天性免疫(自然免疫)＝生まれながらにして持っている免疫。敵の種類関係なく攻撃する。
　　　　　　　　　　　　　　例：マクロファージ•••食べてやっつける
　　　　　　　　　　　　　　　：N K(ナチュラルキラー)細胞•••細胞を破壊する　等
　・後天性免疫(獲得免疫)＝生きていく中で手に入れる免疫。敵の情報を記憶して相手に合った戦い方をする。予防接種など。
　　　　　　　　　　　　　　例：B細胞•••危険なものか判断する
　　　　　　　　　　　　　　　：ヘルパーT細胞•••危険なものか判断する→指令を出す
　　　　　　　　　　　　　　　：キラーT細胞•••ヘルパーTの指令を受け攻撃する

　　●免疫力を活性化させる
　風邪などの感染症にかかった時熱が出ると思います。あれは免疫細胞が細菌・ウイルスと戦っている証拠であり、体温を高くすることで免疫細胞を強化しています。体温が1度下がると免疫力３０〜４０％下がるといわれています。体温を高く保つと免疫力が上がります。平熱を上げるためには筋肉をつける必要があります。

　免疫力を上げるには運動も必要な要素になります。ただし、ハードな運動は逆に免疫機能を低下させるので有酸素運動を行うことで体温が上がり免疫力が上がります。

筋肉は普段熱を発していますので筋肉が多いと体温が上がります。筋肉があると運動した際も体温が上がりやすくなります。
　栄養をしっかり摂ることも重要です。免疫細胞の元となるタンパク質やエネルギー源となる炭水化物、免疫細胞を活性化させるビタミンA ・Cなどが必要な栄養素になります。

　　●おすすめの筋肉
　鍛えるなら大きい筋肉を鍛えると効果的に体温が上がると思います。体の中で1番大きい筋肉は太ももの前、次にお尻、4番目に太ももの後ろとなっています。なので下半身を鍛えるスクワットや空気椅子などが有効です。

　
　　●トレーニングがしんどい方に
　スクワットや空気椅子がハードな高齢者や膝の曲げ伸ばしに不安がある人には楽トレを推奨します。
楽トレとは寝転んだままトレーニングが出来るので、膝に不安のある方でも行えるトレーニングです。
　（楽トレについてはこちら）

　　●睡眠時間も免疫に影響
　睡眠時間によっても免疫力は変化します。6時間未満の睡眠では7時間以上睡眠をとった人に比べて4倍、風邪にかかりやすくなるという研究結果があります。
睡眠中に細胞の修復が行われたり情報を整理して記憶するので、質のいい7時間以上の睡眠をとる攻撃力がアップし同じ敵が侵入してきたときに記憶によって素早く対処できるようになります。