痛みがある時、温めたほうがいのか冷やしたほうがいいのか迷いま
すよね?間違えると痛みが増悪します。
怪我してすぐの48〜72時間は炎症の期間になるので基本的には、冷やして炎症を抑えるのがセオリーです。72時間を越えると温める方にシフトして血流をよくし、どんどん組織の修復を促していかなければなりません。
炎症の5兆候
炎症が出たとき5つの特徴がみられることがあります。
①発赤・・・怪我したところが赤くなる
②発熱・・・怪我したところに熱をもつ
③腫脹・・・腫れる
④疼痛・・・痛みが出る
⑤機能障害・・・動かしにくくなる
怪我してすぐはじっとしていても痛いです。動かすと余計痛みます。熱感があるかどうかは触るとわかりますが、微妙な場合は慣れてないとわかりにくいです。そんな時はアイシングをするのが間違いがないです。
怪我したときの適切な処置
rise処置
r:(rest)=安静にする
i :(icing)=冷やす
c:(conmpression)=圧迫する
e:(elevation)=挙上する
怪我をしたすぐ後は炎症を抑えてあげるのと、内部で出血している場合があるので出血を抑えることが、早期回復につながります。
例えばふくらはぎを肉離れした時は歩き回らない(rest)、患部を氷水で冷やす(icing)、テーピングで圧迫固定する(conmpression)、仰向けで心臓より高くしておく(elevation)が基本的な処置になります。
アイシングの仕方
アイスバッグ、袋やジップロックなどに氷と少し水を入れて患部に当て20分冷やしましょう。バケツに水と氷を入れて患部を浸けるのもいいですよ。20分以上冷やすと凍傷のリスクあるので、20分でやめるようにしてください。保冷剤でも冷えますが冷たくなりすぎるので凍傷のリスクがあります。
20分冷やして40分休憩の1時間サイクルを起きている間は繰り返し行ってください。特に怪我した当日はアイシングが重要になります。
してはいけないこと
怪我をして3日以内は、お風呂はシャワーだけにしましょう。怪我をしている部分だけ湯船から出して浸かっても全身の血流がよくなるのでやめましょう。浸かってると痛みがあると炎症が出ているので、すぐに上がってアイシングに切り替えましょう。
また、怪我して3日以内は絶対安静です。運動すると治るのが遅くなるし、症状が悪化する原因になります。
炎症が収まった後の行動によっては復帰が遅れたり、さらなる怪我につながります。整形外科や接骨院などを受診してみて、今後どうしたらいいかアドバイスをもらってください。その際、大事な試合が近いなどあれば考慮されると思うので、自分の希望も伝えましょう。