明石市大久保駅近くのふくしま鍼灸接骨院のブログ鍼灸の鍼（はり）は痛い？どんな感じ？

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鍼灸の鍼（はり）は痛い？どんな感じ？

スタッフブログ 2023.9.27

　みなさん、鍼治療されたことありますか？大抵の人はしたことがないと思いますし、存在を知らない人もいるのではないでしょうか？『はり』と聞けば想像するのは注射の『針』ですよね。
　鍼灸治療の『鍼』は『針』とは全く違い基本的には痛くありません。今回は『鍼』について書いていきます。

　　鍼灸治療とは
　鍼灸治療とは『鍼』を用いて治療する「鍼治療」とお灸を使って治療する「灸治療」に分かれていて、資格も［はり師］と［きゅう師］に分かれています。
はり治療の起源は2000年以上昔に中国で誕生しました。

　　どんな施術をするか
　ひと昔前に顔に鍼をする美容ばりが流行しました。たまにテレビでも取り上げられそれで知った人も多いかと思います。

　鍼治療には2種類あり、西洋医学的な側面からの治療と東洋医学的な側面からの治療です。
西洋医学とはいわば、現代医学であり一例を挙げるとレントゲンやMRIによる画像診断にあたります。
一方、東洋医学はというと、気や臓腑（五臓六腑は東洋医学発祥）といった考え方があり、それらの不調により身体に異常が出ると考えます。昔に試してみて効果のあった治療が現代でも効果が期待できるような治療ですね。しかしエビデンス（科学的根拠）はありません。
科学では証明できないが効果がある治療法になります。

　筋肉を狙って鍼をして痛みを取っていくのが西洋医学。ツボに鍼をして体の不調を取り除くのが東洋医学です。
鍼灸接骨院はほとんど西洋医学の鍼がメインだと思います。

　　鍼本体
　鍼は最近はほとんどがステンレス素材で作られています。他には素材が金や銀の鍼もあります。
長さ、太さは様々ありこの院の1番短い鍼は1寸（約30mm）で長い鍼は2寸（約60mm）、1番細い鍼は直径1番（0．16mm）で1番太い鍼は5番（0．24mm）です。
いずれも髪の毛並の細さなので痛みはほとんどありません。

　　効果
　西洋医学的な鍼治療の際、主な効果は２つあります。痛みの除痛または軽減と組織の修復や改善です。
鍼刺激によって痛みが取り除いたり、軽減させます。これは科学的に証明されていて、鍼刺激が神経を伝って脳に鎮痛効果を促します。また、痛み刺激をブロックする物質を発生させたりします。
もうひとつの効果は筋肉が硬くなっていて痛い場合、鍼刺激によって筋肉を緩め痛みを軽減させたり、鍼は体にとって異物であり体内に異物が入ると免疫が活性化され回復能力があがり傷ついた筋肉の修復が早くなります。

　東洋医学的な鍼治療では主な目的は、ツボへの刺激です。ツボには役割が与えられており、出ている症状によって使うツボが変わります。ツボを刺激することにより身体の機能を正常に近づけ不調を改善します。

鍼の効果が継続するのは大体1〜2週間の間と言われていますが、症状が強い時は2日も持ちません。
毎日しても体には問題ないので症状が強い人は毎日鍼をしています。

　　ひびき・得気（とっき）
　鍼がツボにうまく入った時や、トリガーポイントと呼ばれる筋肉のツボみたいなものに入るとひびきや得気と呼ばれるずーんと重たいような感覚があります。慣れてない人はこれを痛みと感じてしまいますが、ひびきは良い反応とされています。が、苦手な人もいるので苦手な場合は場所を少しずらします。好きな人は好きです。

　　好転反応
　人によって許容できる刺激の量は違います。もみ返しというのを聞いたことあると思いますが、あれは技術もそうですが力の強さ加減や時間が長いことで刺激の量が多くなりだるさ等が出ます。
　鍼も同じで本数や鍼を入れる深さによって刺激の量が許容範囲を超えるとだるくなったり気分が悪くなったりします。

ネガティブに言うと副作用。ポジティブに言うと好転反応。
だるさは1日ほどでとれるのですが、とれたあとは体が楽になっているので良くなる前の反応で好転反応と言います。

　鍼はきっかけがないと飛び込みにくいと思いますし、どんな時にしたらいいかわからないと思います。
金額も全身とか顔とかじゃない限りそこまで高くないので、気になる方はお試しでするのもいいと思います。恐怖感がある場合は体が強張って鍼の痛みが出やすいので無理にすることはないと思いますし、合う合わないありますので、合わないなと思ったら無理にする必要はありません。

　未経験の方は1度体験されてみてはいかがでしょうか？

ふくしま鍼灸接骨院

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